シークレット・ロードの作品情報・感想・評価

シークレット・ロード2014年製作の映画)

Boulevard

製作国:

上映時間:88分

2.9

あらすじ

2014年8月に亡くなった名優、ロビン・ウィリアムズの最後の主演作。社会的な成功を収め、妻とも良好な関係を続けている初老の男・ノーラン。幸せだが平凡な毎日に飽き飽きしていた彼は、ある青年との出会いによって人生を大きく変えることになる。

「シークレット・ロード」に投稿された感想・評価

ノーランとジョイ、寝室別なんだよな…。長いこと秘密にしておくのは大変だっただろうけど、妄想が暴走してしまうのはいただけない。なんか、幸せそうな顔をしてる人があんまり出てこなくて、辛い感じの作品でした。ロビンウィリアムズの遺作、ずっと寂しい顔しかしてない。
Hawkwind

Hawkwindの感想・評価

3.0
ロビン・ウィリアムズ最後の主演作。
真面目に銀行に勤めて夫婦仲も円満、知的な友人にも恵まれた60歳の男が、本来の自分の好きな様に人生を歩み始めるという結末からいえば前向きな話ではあるが、終始ウィリアムズの困ったような笑顔が何やら悲しい。
これがゲイではなく、若い姉ちゃんが好きだというのなら共感できる部分もあるのだけれどw
同じ年に亡くなったフィリップ・シーモア・ホフマンと同じく、こうした誰にも真似のできないキャラの俳優が若くして退場してしまうのは寂しい事である。
主人公はゲイだがゲイに意味があるのではなく、自分を偽って生きてきた男が人生の分岐点で自分を見つめ直すことがテーマで、そのための仕掛けとしてゲイを題材に選んだだけという気がする。もちろん、ゲイがそういう状況に追い込まれやすいという現実は無視できないけど。
さて、主人公は本来の自分を選んで笑顔を見せるわけだけど、周囲への影響が大きいね。妻は不幸になったし、青年もうやむやだ。では、偽りの人生を続けるべきだったのか。それも不幸だ。あるいは最初から偽りの人生を選ばなければ良かったのか。でも過去は変えられない。人生のやり直しは難しい。
偽って感情殺して生きてる笑顔と正直に生きてる笑顔って明るさが全然違う。

ハッピーエンドって思いたい。
苺

苺の感想・評価

3.7
凄く切なくて観ていて苦しくなった。
ロビンウィリアムズの表情とか演技がまた素晴らしいから辛い。
自分に偽って生きてくって辛いだろうな。決してハッピーな内容じゃないけど、考えさせられる作品で観て良かったです。
LGBT作品とするほどがっつりという感じではなくて、老年期の発達課題であるとか、人生いつ拓かれるかわからないよね、みたいな作品だった。
地味な映画だけど、ロビン・ウィリアムズの哀愁がすごく良くて。そんな顔しないでよって胸を締め付けられて。
彼がこの作品を経て、死を選択したのだと思うとなんだか、そこそこの映画でしたでは片付けられないような気がした。
〜追記〜
LGBT作品とするほどがっつりではないと書いたけれど、歳をとってからやっと受け入れられるようになるも、偽りの結婚をした後だったりと取り返しのつかないことになる前に、自分を受け入れられたらいい。彼が自分を受け入れられなかったのは、周囲の目を恐れたから。彼らが自分を肯定できる社会へ。受け入れてもらえると、安心感を抱ける社会へ。
自分を偽って言うべき時に言うべきことを言わないで、見ている人をイラつかせて物語りを盛り上がらせる手法の映画。あまり共感出来ませんでした。
SUI

SUIの感想・評価

2.0

このレビューはネタバレを含みます

初老の男ノーランがひょんなことで知り合った男娼レオに惹かれて、人生のレールから逸脱していく話。

ロビンウィリアムズ演じるノーランが何を考えているのか、何を求めているのかが中盤まで分からなくてモヤモヤ。

それが明らかになっても盲目的な行動、破滅的な行動でモヤモヤ。

残念だったのはキャシー・ベイカー演じる奥さんのジョイが、ノーランの性的指向を知っていたのかが判然としないところ。

ラストで婚姻生活が破綻するときに「あの男と暮らすのか」と問われていたけど、それを知っていた、あるいは気づいていたという描写はない。
また、現実から目をそらしたいから結婚したともジョイはいっていたけど、その真意はわからない…。
そこ、この物語の肝だと思うんだけど、そこをおろそかされてやっぱりモヤモヤ。

映画としては文句ないけど、テーマといい演出といい、見て後悔した。
これは単純に好みの問題。
satchan

satchanの感想・評価

3.0
2014年の作品。地味ながら、考えさせられる映画でした。真面目な銀行員ノーランの役に、『グッドモーニング、ベトナム』『ミセス・ダウト』のロビン・ウィリアムズ。ノーランの妻ジョイに『サイダーハウス・ルール』『アデライン、100年目の恋』等のキャシー・ベイカー。

ノーランとジョイは、何も不自由ない幸せな生活を送っているのですが、ノーランが若い男性を車でひきかなそうになったことから、歯車が狂い始めます。その若い男性レオは、通りに立つ男娼でした。この一件を機に、ノーランはモーテルでレオに会うようになるのです。二人は肉体関係があるわけでもないのに、ノーランがお金を払うので、レオのことを哀れに思ったリッチなオジさんなんだと思いながら、ノーランのことを見ていました。ところが、どっこい、そういう展開ですか!みたいな…。誰にも悟られないように、二重生活を送ることは、自分を否定しているようで、辛いんじゃないかなと思いました。

『ブロークバック・マウンテン(2005)』は1960年代の話なので、昔はそうだったんだな、という思いで見ました。でも本作は現代に近いと思います。時代設定はわかりませんが…。随分とオープンになってきてはいるものの、まだまだ難しい問題なんだなぁと感じました。
lunamica

lunamicaの感想・評価

3.0
ロビン・ウィリアムズはこういう狂気を演じると本当に映える。
いろいろな場面でいろいろな人物にイライラした。
好きなことをするために頑張ろうよ、と登場人物一人一人に言いたい。
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