シークレット・ロードの作品情報・感想・評価

「シークレット・ロード」に投稿された感想・評価

ふふみ

ふふみの感想・評価

3.4
数ある同性愛者をテーマにした映画の中で(そんなに多くは見てないが)最も主人公に同情した映画かもしれない。
どのシーンでもノーランの感情が繊細に伝わってきて、ドキドキしたりハラハラしたりヒヤヒヤしたりと忙しい。
レオにハグしたときの恍惚な表情からノーランの切ない想いが伝わってきて、彼が満たされてほしいと感じた。
社会と調和するために自分を偽り続けた人生に心底同情する。
いつかの青春を取り戻したい人妻が不倫に走る物語なんかでは、この同情心は得られない。
安定した仕事やそれなりに豊かな生活や自分を愛してくれる妻。
そういうものを投げ打ってでも彼が手に入れたかったのは、レオという美しい青年ではなくて、醜くても自由な本当の自分。
年老いた父親に「あの夏あのビーチに置き去りにした本当の自分」を語るシーンは目頭が熱くなった。
数十年間、どんなに孤独だったことだろう。
今のような時代に若者として生きていれば、もっと自由な人生だったかもしれない。
ノーランと同世代で彼と同じ想いを抱えた人達がどこにでも居ただろうと思うと胸が痛い。

ロビンは素晴らしい俳優でした。
ザン

ザンの感想・評価

3.3
奥さんが可哀想。目の下のアザはすぐなくなった。豪華客船旅行に象徴される現生活に嫌気がさしたのか。彼の持ち味であるシニカルなコメディ路線があまり感じられなかったのは残念だが、手を合わせます。合掌。
映

映の感想・評価

2.7
ノーランが自分の気持ちに正直になれたのは良かったけど、レオからするとノーランはキモい客だよね、という感想。

最終的にああなったけど、だけど、雲の隙間から光が差してくるような、そんな印象の映画。
この寂しそうなはにかみ。これに全てが出てる。本当にこの人は振り幅がすごかったなぁ。過去形になってしまうのが切なくて、もう2度とロビンウィリアムズの新作に出会えないのかと思うと涙が出る。正直、ストーリー的に良かった!とは言えないけれど、LGBT云々よりも、「幸せとは」ってテーマよねきっと。だってラストの笑顔こそ、ロビンウィリアムズの笑顔だったもの。GAGAらしい作品だなと。
ロビン・ウィリアムズの遺作
当時はまだ亡くなったショックを引き摺っていたので終始オエオエ泣きながら観た
コメディアンとしての彼も当然素敵だけど、こういう役も良いよなあ
未だに彼がどれだけの苦しみの中で命を絶ったのか想像しようとすると涙が出てくる
気付かない間に自分が自分でなくなっていく感覚って本当に恐ろしかっただろうな……
ノーランとジョイ、寝室別なんだよな…。長いこと秘密にしておくのは大変だっただろうけど、妄想が暴走してしまうのはいただけない。なんか、幸せそうな顔をしてる人があんまり出てこなくて、辛い感じの作品でした。ロビンウィリアムズの遺作、ずっと寂しい顔しかしてない。
Hawkwind

Hawkwindの感想・評価

3.0
ロビン・ウィリアムズ最後の主演作。
真面目に銀行に勤めて夫婦仲も円満、知的な友人にも恵まれた60歳の男が、本来の自分の好きな様に人生を歩み始めるという結末からいえば前向きな話ではあるが、終始ウィリアムズの困ったような笑顔が何やら悲しい。
これがゲイではなく、若い姉ちゃんが好きだというのなら共感できる部分もあるのだけれどw
同じ年に亡くなったフィリップ・シーモア・ホフマンと同じく、こうした誰にも真似のできないキャラの俳優が若くして退場してしまうのは寂しい事である。
主人公はゲイだがゲイに意味があるのではなく、自分を偽って生きてきた男が人生の分岐点で自分を見つめ直すことがテーマで、そのための仕掛けとしてゲイを題材に選んだだけという気がする。もちろん、ゲイがそういう状況に追い込まれやすいという現実は無視できないけど。
さて、主人公は本来の自分を選んで笑顔を見せるわけだけど、周囲への影響が大きいね。妻は不幸になったし、青年もうやむやだ。では、偽りの人生を続けるべきだったのか。それも不幸だ。あるいは最初から偽りの人生を選ばなければ良かったのか。でも過去は変えられない。人生のやり直しは難しい。
偽って感情殺して生きてる笑顔と正直に生きてる笑顔って明るさが全然違う。

ハッピーエンドって思いたい。
苺

苺の感想・評価

3.7
凄く切なくて観ていて苦しくなった。
ロビンウィリアムズの表情とか演技がまた素晴らしいから辛い。
自分に偽って生きてくって辛いだろうな。決してハッピーな内容じゃないけど、考えさせられる作品で観て良かったです。
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