キャットis猫です

シークレット・ロードのキャットis猫ですのレビュー・感想・評価

シークレット・ロード(2014年製作の映画)
2.1
主人公はゲイだがゲイに意味があるのではなく、自分を偽って生きてきた男が人生の分岐点で自分を見つめ直すことがテーマで、そのための仕掛けとしてゲイを題材に選んだだけという気がする。もちろん、ゲイがそういう状況に追い込まれやすいという現実は無視できないけど。
さて、主人公は本来の自分を選んで笑顔を見せるわけだけど、周囲への影響が大きいね。妻は不幸になったし、青年もうやむやだ。では、偽りの人生を続けるべきだったのか。それも不幸だ。あるいは最初から偽りの人生を選ばなければ良かったのか。でも過去は変えられない。人生のやり直しは難しい。