グッチー

ジョン・F・ドノヴァンの死と生のグッチーのレビュー・感想・評価

2.5
綺麗な映像と場面にあった音楽の選曲には好感が持てる。
あと、テレビを見て興奮する子役の演技なども、監督の子供時代の思い出を再現しているのであろうが、見てるこっちにまで熱が伝わる良い演技だと思いました。

ただ、よかった部分はそこまで。
ストーリー展開は、手紙をもらった子供の視点から描かれるため、どこまでが真実なのか最後まで分からず、結果として自分を偽るなという安直な結論しか出てこなかった部分はこの手のマイノリティーをテーマとした映画としては少し片手落ちな印象を受けた。

もう1回見ようとは思わないけど、きれいな映像と音楽だけでも見て損はない映画ではあります。
グッチー

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