経年変化

ジョン・F・ドノヴァンの死と生の経年変化のレビュー・感想・評価

4.0
社会と、家族と、そして己とのディスコミュニケーションについての物語。
表層的なところでしか生きられない男の虚像が、面識すら無い男の触媒となりその先の人生を起動させていく。前作をターニングポイントとし次のステップを模索しながら苦しんでいるドラン自身がそこへと重なる