Kana

ジョン・F・ドノヴァンの死と生のKanaのレビュー・感想・評価

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孤独を飼い慣らせる人、克服するために自分を曝け出そうとすればするほど殻が厚くなるばかりな人
ジョンは多分後者で、そんな中でも差し伸べられる救いの手が、身近な人との和解だったり、目には見えない遠いところからの言葉として描かれていて、号泣にはならないんだけど何か常時涙が滲むぞ、、という

でもラストはこれまで繰り返し描いてきたテーマに一つドランなりの解が見つかった、みたいなポジティブな雰囲気に包まれていてとても良かった、

それにしてもジェイコブトレンブレイくん末恐ろしいな…
ドランだってまだ30歳…こうも死と生について深く考察、自己解釈、表現できるなんて、たった30年の間で何に触れて、感じて、食べて生きてきたんだ〜
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