頭の上の赤い林檎

ハンガー・ゲームの頭の上の赤い林檎のレビュー・感想・評価

ハンガー・ゲーム(2012年製作の映画)
2.2
えっ…こんなにも面白くないとは思わなかった(笑)

戦闘シーン凡すぎる。

サバイバルに長けていて頭がキレるのは魅力的な主人公のポイントで良かった。が、作中何度もフォーカスされた弓が得意という要素が無くても良かったんじゃないかレベルで活かされていない。リンゴのとこだけだろ。弓得意な割に大事な場面で外しすぎ。百発百中くらいのやり過ぎなくらいでいいと思う。

 同じく12地区代表の男子の、裏切ったり、元に戻ったり、好きになったり、スッカスカ人間すぎるし、スッカスカのカス野郎として描くならばやりきって欲しかった。中途半端な上部だけのただリアルな陰湿なカス野郎だった。

 メンターのヘイミッチも、2時間20分もあったのに、魅力が引き出せそうで引き出せずに幕を閉じた。キャラクターの魅力的な問題で悪くはないが決して良くはないだろう。

 結末もまあそうだろうなと予想の範疇で終わった。飛躍しすぎてない分良かったが。

 見る前からハードル上げすぎたせいもあってがっかり。続編も見なくていいや