このレビューはネタバレを含みます
そこまで期待してなかったが、
ふつうにおもしろかった。
カツはキャラが立っていて
とてもイイ!軸がブレずかっこいい!
冒頭では頑固で不幸自慢ばかり、皮肉屋で変なババアなのだが、劇中で並々ならぬ精神で苦境を乗り越えてきたことが判明。そして若返りで得たものは大きかった。思わぬ親子、孫との交流、ひとときの恋もあり……
個人的なハイライトは、カツがテレビに出演したとき、涙を拭うこともせず、ただ真っ直ぐに歌い続けるシーン。
なんとも飾らないカツらしい。ハッとするものがあった。
手仕事をしながらの視聴だったが、
つい手を止めて見入ってしまった。
終盤まで予想通りといえばそうなのだが、
予想外のオチにほっこり。
見て後悔はしない一作。
多部未華子さんが好きなので、眼福でもあった。