かえる

あやしい彼女のかえるのレビュー・感想・評価

あやしい彼女(2016年製作の映画)
2.0
あんまりリメイクの必要性を感じない。
多部さんは歌手ではないから、物語上必要な「歌がうまい」「歌にソウルがある」の説得力があんまり。
韓国語のときは分からなかったけど、「おばあちゃん口調」が不自然すぎて微妙、役割語感がすごい。こんな口調で話す老人おらんやろってなってしまう。老婆の描写がただの変人になっていてやばい。冒頭の商店街を歌い踊りながらいろんな人に絡んでるシーンとか普通に迷惑な人だし、孫の股間をつかむとかも気持ち悪い。
最後に「若い姿の時に撮った写真から消えている」のも理屈に合っていなくて蛇足なので不満。
「東京ブギウギ」「ローマの休日」と「成人式に晴れ着を着る習慣」とか、時代あってるのかな。娘(小林聡美さん)の幼少期描写と、作中での年齢もおかしいような…大学生の息子がいるということは40~50代だけど、40~50代の子供時代ってあんな戦争直後って感じじゃないし…。時代考証がちゃんとしてない気がする。
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