ナツミオ

あやしい彼女のナツミオのレビュー・感想・評価

あやしい彼女(2016年製作の映画)
3.8
WOWOW鑑賞
朝起きたらやっていたシリーズ

”悲しくてやりきれない“
〜歌・大鳥節子

2、3回目の鑑賞。
オリジナル版の韓国作品は未鑑賞。
こんなに涙腺を刺激する作品だった⁈
歌のシーンで何回も感涙……。
メチャ良かった♪♪

見たこともない写真館で写真を撮ったことで20歳に若返ったおばあさんが、新しい人生をエンジョイし始める。多部未華子のコメディエンヌぶりに魅了される人情コメディ。

2016年日本作品126分
監督 水田伸生
脚本 吉澤智子
音楽 三宅一徳
主題歌:anderlust「帰り道」(Sony Music Records)
撮影 中山光一
出演 多部未華子 倍賞美津子 小林聡美
要潤 北村匠海 金井克子 志賀廣太郎 
温水洋一

(WOWOW番組内容より)
東京・下町に暮らす老女カツ(倍賞)は毒舌でお年寄り仲間から煙たがられていたが、若いころから彼女に恋心を抱く次郎(志賀)だけが彼女の味方だった。ある時、自慢の娘・幸恵(小林)との仲がぎくしゃくして家を飛び出したカツは、奇妙な写真館を発見。そこで写真を撮った途端、なぜか20歳に若返ってしまう。これは神様がくれたチャンスだと考えたカツはオードリー・ヘプバーンと原節子の名前から“大鳥節子”(多部)を名乗って新たな生活を始めるが……。

(WOWOW解説より)
韓国映画のヒット作「怪しい彼女」を、「謝罪の王様」の水田伸生監督がリメイクした日本版。オリジナル版では母親と息子だった2人が、本作では母親と娘に変更されたり、坂本九の「見上げてごらん夜の星を」や美空ひばりの「真赤な太陽」などの日本の名曲が使われたりと、アレンジされた箇所も多いが、ほぼオリジナルに忠実な作りだ。多部がザ・フォーククルセダーズの「悲しくてやりきれない」を熱唱するシーンに引き込まれ、また、随所に登場する名作「ローマの休日」オマージュに思わずうならされる。

なんといっても、
主人公・大鳥節子(多部未華子)の魅力と歌声に引き込まれる!
特に、フォーククルセイダーズの名曲、

“悲しくてやりきれない”

感情を込めた表情、透き通る歌声に感涙‼️‼️
YouTubeでこの場面の歌声を何回も聴いてしまう。

他にも昭和の名曲の数々。
終盤のフェス出場曲は孫・瀬山翼(北村匠海)が1番聴かせたい人の為に書いた渾身のオリジナル曲。

母と娘のヒューマン・ドラマ。
幼馴染のおじさん(おじいちゃん?)との関係もうるうる。
そして、小さな溝ができた娘(小林聡美)との溝が埋まる病院のシーンの抱擁も胸熱‼️

若返った母は、娘より年下になり、孫のバンドにボーカルで参加。敏腕プロデューサーの目に留まり、

ラスト、若返った次郎(野村周平)。
写真館のグレゴリー・ペックの写真
レトロなスクーターにカツと2人乗り。
ローマの休日〜〜
どうせなら若い2人のシーンも観たかった〜‼️



【忘備録】ネタバレ有り
(キャスト)
・大鳥節子
- 多部未華子 :
主人公。
瀬山カツが20歳に若返った姿。

・瀬山カツ
- 倍賞美津子 :
73歳。節子の本来の姿。

・瀬山幸恵
- 小林聡美 :
カツの娘。
ファッション雑誌の元編集長。

・瀬山翼
- 北村匠海 :
幸恵の息子でカツの孫。
バンドマン。

・中田次郎
- 志賀廣太郎 :
カツの幼馴染。
カツに想いを寄せる。佐竹湯の経営者。

・相原みどり
- 金井克子 :
通称「厚化粧シニア」。
次郎に想いを寄せる。

・小林拓人
- 要潤 :
音楽プロデューサー。

・オオトリ写真館店主
- 温水洋一 :

・青年の次郎
- 野村周平 :


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