ゆを

あやしい彼女のゆをのネタバレレビュー・内容・結末

あやしい彼女(2016年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

かなり好き!だった。

多部未華子ちゃんがとにかく可愛らしくて、オードリーの髪型もローマの休日の服装も!その他レトロでカラフルな服を着て笑ったり叱ったりするセッちゃんがものすごくかわいくて…見ていてニコニコしてしまった。
正直初めはカツさんの言動にイラッとしたけれど、若返ってから最後までの展開はずっと目が離せなかった。
あと多部ちゃんの歌を今回初めて聴いたけれど、すごく魅力的だった。また何回か観たい。

「ローマで恋に落ちたお姫様も人生の休日だって割り切ったんだ 私の休日も終わったのさ」という台詞がとても好き!ローマの休日の結末をセッちゃんらしい語り口で表現しているのと、翼を助ける選択を取るということが分かって、綺麗な言葉だなと思った。
その後に幸子さんを抱きしめて「私は何度生まれ変わっても寸分違わずこの人生を生きるよ」という言葉も好き。
辛いことや苦しいことがあっても、そう思える人生であることがどんなに素敵なことか。自分も振り返ってそう思える人生を過ごしたいと思った。

幸子さんがセッちゃんに抱きしめられている時の表情が、年齢的には歳上なのに娘の表情だったのがすごく印象的だった。
どんなに若返っても、娘は娘で母は母だし、それを表現できるお二人がすごい…となった。
ゆを

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