浅野公喜

バッド・アス マッド・リベンジの浅野公喜のレビュー・感想・評価

3.4
ご近所アクション第3弾。とは言っても今回の舞台は南部ルイジアナ。
南軍の国旗が貼られたピックアップに乗ったレッドネックも登場し、グローヴァー爺の「こんなに多くの白人を見るのは庭で十字架を燃やされて以来だ」という(まさに)ブラックジョークが秀逸。

この手の映画にはお決まりのバーで人探し→強面登場→ジョークで笑い合ったと思ったらすぐ乱闘、というお約束、そしてシリーズお馴染みのチープなCGもここまで徹底していると個性になります。

非暴力主義だったベトナム帰還兵のお爺3、そしていじめられっ子の息子が二人に出会って目覚める、勇敢になる、という意味では意外とドラマ要素も含まれており、トレホ爺の豪快すぎる胴体着陸(笑)、顔を「揚げる」尋問となんだかんだ充実。
浅野公喜

浅野公喜