ドゥニヴィルヌーヴ監督のSF映画。モノトーンでリアルな雰囲気の作品です。
宇宙船や知的生命体のデザインは、変に派手じゃなくリアルで現実の雰囲気に合っています。ゆったりとしたストーリー構成もそれを表現していて、全体の土台がしっかりしているなと感じました。
知的生命体「ヘプタポッド」の“時間”に関する設定は凄く興味深かったです。当たり前を覆すその設定は、人知を超えた異文化に触れる体験が出来ました。この設定を考えつく脳みそに感服です。
終盤の展開は強引気味でイマイチでしたが、展開を考えればしょうがないかなと思います。もうちょっとうまくやってほしかった。
宇宙船のデザイン大好きです。