ガワと音楽は矢鱈高尚ふうだけど展開は既視感あるハリウッド映画というか…。「ヒロインの中国の首席？への直電が心を動かして世界は一つになりました」。なにそのオチはw
これなら各国がそれぞれの国に上陸した宇宙船に対して研究や武力、計算など自国の技術を結集したアプローチで、陰謀とか敵対とか乗り越えて頑張り合う、みたいな方がおもろかったな。
割と突っ込まれてるけど、どうして攻撃戦争の判断に至るのかまじで意味がわからない。アメリカとか中国頭悪すぎというか…何で地球より高度な技術を持ってる相手に（序盤あれだけ放射能とか警戒してたのに）攻撃したろ！となるのか。人はいつも戦いを繰り返す愚かな生き物なのだって言いたいのだろうか？まぁこの映画の人類は確かに愚かすぎるから滅んでいい。ていうか滅ぶだろう。
あの爆弾で宇宙人一人死んだわけで。あれで宇宙人がなぜ全く怒ってないのか意味不明。ていうか宇宙人側は未来が見えるのに何で仲間一人を死なせたのか？あの死に意味があるか？？
ETとか惑星ソラリスオマージュ的な、SF映画ファンにはわかる！みたいなとこあるのかもだけど、映画単体でシンプルにピンとこなかった。「未来がだめでも頑張って生きる」というメッセージも全く響かなかった。
