バカうけでお馴染みのやつ。
ジャンルSF/エイリアンものの中でずば抜けて地味な展開ながら、適度な緊張感を保ち、巧みに伏線を張り巡らせて飽きずに観られる良作。
宇宙船やエイリアンの造形、宇宙文字の仕組みなど目を引く部分も多々あり、ストーリーには後半熱い部分もあって楽しめた。
これから起こる未来が見えるんじゃなくて、異なる時間軸を同時に体験しているという脳がバグる感覚(というより人間の脳で処理することはできない現象)を映像表現するとどうしても予知夢みたいになってしまうのかもしれないが、あそこの表現をもっと工夫できたんじゃあないか?とは思った。