メッセージの2のネタバレレビュー・内容・結末

自分でもよく分からないくらい、ラストでどわどわ涙が出てきた。ちゃんと説明してくれる訳でもない、もやっとした終盤に、で、どういうことだって？となっていたにも関わらず。自分の娘が死ぬって分かってて、それでも結婚して子供作って育てて看取る、ということは本当に考えるだけでつらい。それを受け入れた主人公が、偉大すぎて、しんどくて。
そういう気持ちにさせた要因でもあるけど、全編においての音響？音楽？が物凄く良かった。お寺を彷彿とさせるけれど、なんとなく不安になる音楽とか、回想で流れる胸にくる音楽とか、音楽でしっかり引き込まれるように出来てるなあと思った。日常的に聞けるサントラではないけど、映画との一体感が凄い良い。
エイミー・アダムスは最初からビッグアイズの人ってすぐに分からないくらい、役にはまってる具合が良かった。正装してるところを見るとやっぱり素敵。
相変わらず、アメリカ視点では中国、ロシアは攻撃的な危険な奴らっていう揺るぎないイメージがあるんだなと笑ってしまった。あと、爆弾仕掛けられてたときのアボットとコステロの壁を叩くシーンは、後ろ！後ろ！と言っているのかと。もっと重大なヒントでした。