起承転結の承転がとってもコンパクトかつアップダウンは控え目。そこが気に召さないひともいるんでしょうが、むしろ今作はそのへんが他のSFとの差異なのか。
伏線の張り方が好み、ただあの象形文字は出落ち感あるというか、序盤で流れ読めてしまうところがある。円環があらわすテーマっていったらそりゃアンタあれしかないわよ…
予告でノーラン流すし、観ながらインターステラーもちらついた…時間の概念モノなら今作のが入り込めたかな。
俳優さんたちが結構どっかの映画で見かけたような方たちでなんだかほっこりした。
好きなシーンはエイミーアダムスが素顔で奴等と接触し合うところ。なんだか視ること、可視化することがメディアに富んでる現代では目立っている気がするけど、触れることもおなじくらいいいなと思った。
触れそうで触れないとか、何かと何かの間に触れようとする、とか触覚ならではよね。
非ゼロ和ゲームが出てきたときにかなり興奮したので経済学の本でものんびりこれから読もうと思う。
