去年の東京国際映画祭で観て、隣のお姉さんがドバドバ泣いていたのを感慨深く思ってから随分経ったけれども、まだあの時の感覚はありつつ、2回目に観ると序盤からびっくりするくらい泣けるので、みんな二回は見た方がいいと思います。エイミーアダムスの演技力がすごい。序盤に宇宙船らしきものを出し惜しみしたり、ヘリコプターの出し方と音がすごく上手いなーと思ったりしました。あとあの原作からこの宇宙語を創造したのすごいなー。
親子愛とかは実はどうでもよく、そういう種が、そういうエイリアンたちの考え方が存在するのだという設定こそがグワーッとくるのであるのです。そして、それを分からないままのイアン（ジェレミーレナー）にもグッとくるのです。
原作の翻訳を去年観てから積読してたのを読み始めたけど、2回目に間に合わなかったので、次に観るまでに読んでしまい、間に合えば原書も読んでおこうと思います。
字幕翻訳／チオキ真里
