[2021/10/17]
なんともなしにアマプラで再生して、でもDUNEをみることだしいい機会だと思ってそのまま見通した。そしてふと言葉、というか名前について考え込んだ。
苦手な同僚と同じ名前を自分の子供につける人はいないだろう。同様に、自身が属する全てのコミュニティのとくに好意のない知り合いたちの名前についてもそうだろう。それどころか知り合いでもない有名人の名前についても…
であれば、私たちの子供への「名付け」には、日々接する「名前」と、それに紐付いた「好悪の属性」の蓄積によって形成されたパス/ストップフィルタも働いている。これ自体は不思議でもなさそうだが、これらのフィルタの結果もあって異なる地域の人々の名前が重複したりしなかったりしていると思うと興味が湧く。
レヴィ=ストロースっぽい？社会学ってパスフィルタ的な話は多そうだけど、ストップフィルタ的な話は少なそう。コロナ禍によるコミュニティの変化もこういうことに影響するんだろうけど。
[2017/05/30]
物語的欠陥と思えた面と、演技/撮影/音響/テーマの素晴らしさの相反が悩ましい。生まれることを選択できない子と、それを選んだ母の思いと。複意を持つ原題もよく。
