ラストで涙が止まらなかった。
全く何てものを観てしまったんだ。かつてこんなに切なく心揺さぶられるSF映画があっただろうか。語り合いたくて仕方がない。
傑作というのは冒頭から心を捉えて離さない。
出だしこそ展開はゆっくりだが丁寧に丁寧に伏線を張り緻密に回収していく流れは圧巻の一言。
ルイーズと全く同じ立場に立たされた我々は彼女と同じように「何」を伝えたいのかを必死に理解しようとする。ルイーズはコステロとアボットから我々はドゥニ監督からだ。ハンナの記憶がチラつく度に監督何なんだ!何を伝えたいんだとワクワクしながら観てました。
兵士の反乱などアクセントがあって退屈しないし、各国の反応もリアル。例えば床から40cmくらいフワフワ浮いてる言葉が通じないおっさんが突然家の中に現れて約1ヶ月間もい居候されたら報復行為にも出ますってw
点と点が線で繋がった時観てよかったと心から思える作品でした。
語りきれないので考察読んで更に浸ってきます。