たこす

アントマン&ワスプのたこすのレビュー・感想・評価

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)
4.0
私的には、前作を超えたなーという印象

相変わらずアクションシーンでの絶妙なギャグや、傍からみたシュールさを生かした演出が面白い
ミニカーのコレクションかと思えば、大きくしたらちゃんと使える車で、実質車庫だったり、
トレーラーにもあった、研究所をまるごと小さくして持ち運べたり、
こんなのありか!?と思ってしまうほど、何でもござれといった感じだったが、だからこそ戦い方のレパートリーが増えて、アクションシーンにエンターテインメントが生まれていたのだと思う

さらに今回は題名に〝&ワスプ〟とあるだけあって、ヒロインのホープの活躍もガッツリ描かれる
このヒロインが、主人公のスコットよりもしっかりしてて、ただ主人公に守られるどころか主人公の先を行く、っていう印象だったのすごくよいと感じた
正直いって、ホープの方がスコットよりカッコいいかも…

また、スコットの別れた妻の今彼がとにかくイイヤツ
主人公の元カノの今彼がイヤなヤツで、結局主人公と元カノがよりを戻すっていうありがち展開ではなく、今彼がただただいい人でしかないから、好感が持てる
もっとこういう関係性の映画を増やしてもいいんじゃないだろうか

物語的には前回よりもスケールを大きくしたなーという印象
正直いって、敵に少しイライラとした部分はあったが、それ以外はとても面白い展開だった
そして相変わらず、スコットの友達が過去を語るときの、ヒューマンジュークボックスが面白い
あれは相当練習しないとなせない技だよな
いや、すごい、ホントに面白い
彼に合わせて他の役者も動きをコミカルにしているのも笑える

全体的にとてもよい仕上がりだったのでは

そして最後ね…
思わず息を呑んだどころじゃない
心臓が丸ごと握りつぶされたような気持ちになった
これまで忘れていたMCUとの繋がりを思い出させると共に、あれだけ強くラストを印象づけるのはそうそうできることじゃない
たこす

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