冒頭のシンデレラ城がメキシカンスタイルで始まる本作。
皆さん、ピクサー作品なら期待値高いっすよねー。本作も期待値上げて大丈夫っす。ただ期待値を上回ってはくれなかったってのが正直なところ。
本作も歴代ピクサー作品と同じくらいクオリティは高いっす。ピクサー作品に美しさを求めるなら、IMAXで観るときっとなお良いでしょう。私は普通の2D吹替版でしたが、明らかにIMAXフォーマットを意識していた画作りでした。
ストーリーも丁寧でわかりやすく、しっかり普遍性がある。メキシコの「死者の日」は日本に置き換えればお盆ってことですよね。
今の自分があるとはどういうことか、きっと観た後皆さん考えたことでしょう。
ピクサー作品のストーリーにラストのひねりを求める捻くれ者の私には、かなりご丁寧に説明してくれる本作は、全て予想の範疇内に収まったのがちと惜しい。
全体的な印象が、「ピクサー作品のエッセンスが凝縮されたディズニー本体製作作品」って感じ。
アカデミー主題歌賞…解るけど…グレイテストなあっちのショーの方が…。
リメンバー・ミーに邦題変えた人正解！
後はあの長すぎるアナ雪併映はどうかと思うよなぁ。アメリカでも数週間で取りやめたらしいです。
吹替版はピエール瀧氏が超絶芸達者な吹替を楽しめるよ！
