１ヶ月ほど前から映画館では、シシド・カフカお姉様が歌う「リメンバー・ミー」がこれでもかというほど流れていたので、公開が近づくにつれて食傷気味だった私。
しかし本編での楽曲の使い方が完璧すぎて、もう何の文句も言えません。
かなり前半でオチに気付いてしまう伏線垂れ流しの展開ですが、「リメンバー・ミー」が歌われるそのシーンでは涙腺崩壊なわけです。
映像の美しさと、全世代に伝わる普遍的なものがバランス良くまとまっていて、さすがピクサー！名作！
「死者の日」を題材に風習もファンタジーへと昇華してエンタメにしてしまう。
ピクサーのイマジネーションすごすぎる。
要は日本でいうところのお盆をテーマに迎え火とか精霊馬(ナスとキュウリのやつ)を使って娯楽作品作るようなもの。想像つかん。
自分の生活の中にあるものを別の視点から見る事で生まれる新たなる発想。
うん、ピクサーらしい。
続編もいいけど、これぞピクサーのオリジナル新作って感じで嬉しい。
もちろんピザプラネットも健在。これもまたピクサーらしさ。
