このレビューはネタバレを含みます
踏み込んだテーマに挑んだピクサーに拍手。難しい題材だと思うけど、子どもにも大人にもそれぞれ違う角度で語りかけてくる手法は毎度ながらあっぱれ。身近な死を体験したこの年になって見れてよかった。
ミゲルの変装がナイトメアビフォアクリスマス意識してて可愛かったのと、曲がよかった。ギターがうますぎる。映像ももはや実写より良いんじゃないかしら…
ただまぁこれもピクサーならではだけど、起承転結をしっかりさせるために無理矢理敵キャラを作っちゃう感は…どうなんだろう。殺人の設定に多少の無理を感じてしまった。
あと音楽禁止に対する絶対的な理由にもあんまり納得できなかった。最後あっさり許しちゃうあたりも…？考えさせるテーマだから身構えてたけど、結局あんま深く考えなくて良いのかな、、
死を主題にすることで今隣にいてくれる家族の大切さを1番伝えたいことは分かったけど、いまいちストレートに入って来なかったのは、死の世界と現世での人間関係とか悪役との関係性とか話が膨らみすぎてたからかなって…期待してただけに、いつものピクサーの良さがあまり感じられず消化不良感が残念。
