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リメンバー・ミーのyのレビュー・感想・評価

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)
5.0
"少年ミゲルは死者の国で、家族の大きな愛の物語を知る___。"

個人的には、家族が死ぬのを想像すると怖い…って人に見てほしい。
実際、私はそうで(まだそのような経験がないからかもしれませんが)、まだ起こってもないのに家族がいなくなったらと思うと泣けて怖くなってしまいます。
でも心のつながりや、思い出をつないで行くこと、言い伝えて行くこと、みんなで亡くなった方の思い出を話すこと、お墓参りやお盆をしっかりすることでちゃんと会えるんだなと思い、前向きになれました。
本当に素敵なお話です。「ウグッ」って声が漏れそうなくらい泣きましたが(笑)映画見たら2作に1作は泣きますが、涙の量は今まで見た映画一!!!(笑)

こっから本格的なレビュー!
死者の国といっても、残酷で恐ろしいものではなく煌びやかなポスターや予告編に出てくる、目を奪われるような素晴らしい世界。ガイコツ(死者)たちも可愛らしく、子供でも怖がらずに楽しめると思います。現に、私が映画館で見たときは沢山まわりにお子ちゃま(2・3才〜小学生)がいましたが、泣いたり怖がってるような声は聞こえませんでした。
またこの綺麗な景色も映画館で見るべきポイント。こんな綺麗な画、映画館で見るっきゃない!!!

あとは鍵となるメキシコの死者の日は、日本人でいえばお盆。お墓参りして亡くなった方の写真を飾り、ローズマリーの花びらを家までまくことで、亡くなった家族があの世(死者の国)から帰って来られる日。本当に日本のお盆みたいで、日本人には馴染みがあるというか、とても分かりやすく共感できる内容だと思います。

なのでお子さんへの"亡くなった先祖や家族について"、"お盆やお墓参りをなぜするのか"を教えるのにぴったりだと思います。小さいお子さんから小学生・中学生まで。「亡くなった人が帰ってくるのよ」といってもイマイチ想像がつかないというか、会ったこともない家族に対してなんだか変な感情を抱いていたし、それを分かりやすくしてくれてるなと思います。私は高校生ですが、学ばせてもらいました(笑)

そして音楽も最高!!!!最高すぎる!!ワクワクして楽しくて、なのにものすごく泣かせてくる!なにこの映画って感じです!


〜個人的あらすじ(ネタバレなし)〜
最初は、音楽をやりたい少年ミゲルのお話。音楽をこよなく愛しているのに、片っ端から「音楽はダメ!ダメ!」。ギターも音楽に関するものも取り上げられてしまう。そんなミゲルは音楽を求め、家を出て行く。今日は死者の日(日本でいうお盆)。亡くなった人たちがあの世からこの世界へ帰ってくる日。ミゲルはひょんなことからあの世(死者の国)側へ行ってしまう。音楽を求めあの世を旅することに。その最中、ミゲルは家族に関する大きな秘密と愛の物語を知る___。


(吹替/2D)

個人的 涙度合い ★★★★★
絶対何度見ても泣く。
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