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リメンバー・ミーのsinのレビュー・感想・評価

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)
2.8
舞台は現代のメキシコ。ギターが大好きな少年の曾祖母の父親はかつて音楽のために家族の元を離れて戻らなかったことから、少年の家族は音楽そのものを毛嫌いしており、少年は夢を諦めることを強制されていたが、死者の日(日本でいうお盆)にとあるきっかけで死者の国に迷い込んだ少年は音楽家の祖先を探して夢を追いかけることを許可してもらおうとする・・・というお話です。

前半は少年の夢を諦めさせて、自分たちの思い通りの生き方を強制する家族にメチャクチャ腹が立ちました。こんなに熱中してやりたいことがあるなら思い通りにさせて応援すればいいのになぜ・・・?と

それだけに少年の夢を追いかける行動力を応援していたのですが、最終的に家族のために夢を諦める(結局そうはならないんですが)、家族が一番大事的なことを言い出して映画全体の締めくくりもそんな感じで終わったので、「う、うーん・・・?結局この映画は何を言いたかったの?」という不完全燃焼というか、無難でつまんない着地の仕方したなーって印象でした。
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