もちょ

リメンバー・ミーのもちょのネタバレレビュー・内容・結末

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

とっっってもよかった、、、
今まで何で観てなかったんだろう
Disneyはプリンセス系以外興味ないやつは結構スルーしてる作品多い
大体そういう映画ほど心にくるものがあるんだよね(笑)
潤くんおすすめってことで観てみました!

まず画がとても綺麗
陽気なメキシカンなサウンドと共にフラッグ?みたいな切り絵的なので物語のあらすじ語ってるところから引き込まれた
スペイン語混じってて理解するのがワンテンポ遅れる箇所もあったけど、だからこそすぐその世界観に浸れた!
ミゲルの歌声もすごく心地良いし

今回はみんなほぼガイコツやけど一人一人デザインに個性あって可愛いし、死者の世界がカラフルでオレンジの花びらの橋で繋がってたのが素敵だった
魂の案内人になるダンテのベロ出し具合が可愛くて好き〜色もちょっとアホっぽくていい(笑)

最初はデラクルスがパパなんじゃ?って考えてたけど、途中からヘクターのフラグが立って〜っていうストーリー展開は読めた
コンテストのヘクターとのコラボや夫婦で歌ってたとこが胸アツ!!
強気なマダムのキャラが良きだし惚れた

印象的なシーンはチチャロンが消えちゃうところ、名言を思い出す
好きなシーンはイメルダがよくも最愛の人を殺したわねってヒールで殴りかかるところ(笑)
そしてやっぱり最後のココがパパを思い出すところ
分かってはいたけど号泣でした、、
手が動き出して目を見開いて歌い始めたココばあちゃんに全力でヘクターの思いをぶつけるミゲル
こんなん揺さぶられるに決まってるやん!
家族のみんな(特におばあちゃん)が察して自分のママを思ってるのにも泣けたし
一年後ココは死んじゃってたけど、向こうでパパと再会できてほんとによかった、、
この家族の幸せを切に願ってるもん、ほんとに!

Disneyで死後の世界ってすごく新鮮でどういう風にまとめるんだろうって思ってたけど、さすがだね、、、
幸せな部分は絶対的に崩れなくて、でも儚さとか脆さとか、、負の感情でさえもしっかり描いてくれるもん
死は怖いことばかりじゃないかもね
本当に怖いのは忘れられること
私も何度か死に向きあったけど、死者の日みたいに1年に1度は悲しむより思い出に浸って笑って語る方がいいんじゃないかなって思った
日本はどちらかというと悲しみの負の感情が強いから、あんなカラフルでお祭りみたいな帰ってきた魂たちと踊るみたいなそういう弔い方?敬い方?憧れるな〜

結果、食わず嫌いは良くない!
画もいいし音楽もいい、大人も絶対観るべき作品!!!
もちょ

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