環境問題と言われると化石燃料や物の輸送などで排出される温室効果ガスが最大の原因として思いだされるけど、畜産業が実は環境問題の一番の原因だという。
このドキュメンタリーのディレクター同様、
見ている自分も頭の中でパラダイムシフトが起きたというか冒頭から衝撃が走る。
なぜこのことを皆が知らないのだろうか?
なぜ環境団体は、最大の原因である畜産業に対して減らすことを勧めたりしないのだろうか?
その真相に迫る興味深いドキュメンタリー。
自分もこれから肉の消費を抑えようと思ったくらいメッセージ性が強く、具体的な数値やデータ、専門家からの言葉を用いて上手く説明していた。
ただ、人によっては物事はそんなにシンプルではないんじゃない?と感じる人もいるかもしれないが、個人的には現在起こっている事実とこれからの希望を最後に与えてくれる作品として嫌いではなかった。
特に何も考えず、スーパーで肉を買っていた自分が恥ずかしい。もちろんだけれども、トレーに置かれた肉は、数日前まで生きていた動物が殺されたからそこにある訳で、この作品内の生々しい屠殺シーンを見ると心が痛んだ。
単純に動物を殺してまで彼らの肉を食べたくないと思った。
いきなりは難しいかもしれないけれど、
ヴィーガンになるか。