とても楽しいコメディ。主役の千鶴もいいけど、オケの老人たちがいい。
オケ老人ってボケ老人とかけてんだろうけどw
「年寄り面白いだろ?何があるかわからないからwww」
のあといきなり遺影になってて葬式のシーンなの笑う。
野々村がロンバーユの古いラジカセを修理するシーンが一番好き。
千鶴のがんばりにやる気のない老人たちが触発されていくのもいい。
個々のドラマは面白いのに1つだけ物足りないのは、音楽そのものの魅力をフィーチャーしてないってことなんだよな。オーケストラは登場人物たちのドラマを描くための素材でしかないというか。
例えば「スウィングガールズ」だったら、信号機から流れる電子音のメロディ(故郷の空)にさえジャズの要素があるのを発見するシーンとか、そういう描写が観たいんだよ。