【設定が最近ではありがち】
広告企画の仕事をしている独身女性・江田マキ(川口春奈)は、偶然が重なってエリート高校の教諭である独身男性・片山渚(林遣都)と同居することに。
しかも彼の住居はオンボロの一軒家。彼は天才的に料理がうまかったが、ベジタリアンなので材料は野菜のみ。加えてゲイなので、男女の関係にはならない。こんな条件下で一緒に暮らしていくふたりの行方は・・・?
というような、マンガにありがちな設定の物語。ベジタリアン料理に関する蘊蓄など、それなりに面白いところがあるが、映画作品として見ると、ヒロインの仕事についてストーリーや、彼の家族関係についてのストーリーがいずれもいい加減で、脚本が弱いのが歴然としている。もっといい脚本家を採用しなきゃダメだよ。
ちなみに、この映画を見終えた私は、昼食にカレーを食べました。映画の中にもベジタリアン・カレーが出てきておいしそうだったからということもある。もっとも私の食べたのはカツ・カレーで、やっぱりトンカツってうまいよねえ(笑)。