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キングコング:髑髏島の巨神のj3livingのレビュー・感想・評価

3.0
おっと、この間観てレビューはすっかり忘れてた本作。

映画にCGは当たり前の時代だからこそあんなに大暴れするキングコングが見られるわけで、迫力があってありがたい限り。

巨大な生物モノといえば前半は勿体ぶって中々全体像を見せないのが定番ですが、本作は島にたどり着いて早々、白昼堂々出てきます。むしろ潔し!

嵐を抜けてやっとこさ島にたどり着いた調査隊(と言うか討伐隊?)のメンバーの大半を、初っ端からコングはヘリコプターごとやっつけちゃいますが、後半の方の動向を見るに、基本的に人間には危害を加えようとはしてないようですね。
いきなりナパーム弾みたいので島を荒らすヘリが来たからそいつらをぶち壊していったら、たまたま人が乗ってた、と言う感じでしょうか。踏み潰された人もたまたまだったとかそういうヤツ?

この島、人以外の生き物はみんな巨大で、やっぱ蜘蛛が一番キモかったな。

太平洋戦争の生き残りがいたりするのは胸熱ですね。アメリカ人と日本人が1人ずつ不時着して、最初はお国のためにと殺し合いしたようですが、その後友情を育んだようで何だか泣けます。共通の敵がいるならそうなるのかな?日本人の方も生きてて欲しかった。

単独の作品として最後まで楽しんだけど、モンスターバースシリーズの一作品なんだよね。最後でやっと思い出した。この作品があのゴジラに繋がるのが不思議でしょうがない。
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