平田一

キングコング:髑髏島の巨神の平田一のレビュー・感想・評価

3.8
ライリー参加の中盤からが、この映画の本気であって、少なくとも前半パートはぶっちゃけ退屈だったなあ。

コングの初陣(VS米兵)もクローズアップを多用しすぎて、せっかくの大激戦を広範囲で見られなかった。それは監督猛省だから、メタルギアではしっかり頼むよ(次回作はメタルギアソリッドハリウッド実写版らしい)。

先ほども言ったように、この映画はライリーだった。まるで『地獄の黙示録』のカーツみたいに彼らを待って、ジャパンのダチとの誓いに従い、島を皆で脱出目指す。正直あんなに漢なライリーは『ダレン・シャン』のラーテン以来。お陰でフューリー元長官がダメダメ際立ちだったなあ(別に酷評ではないです。むしろ平常運転だったし)。

ロキもメチャメチャカッコいいし、キャプテン・マーベルもタフネスだけど、何かねえ皆ライリー相手になると完敗だなあ。そんぐらいにライリーが見事・圧勝だったからかな?

不満は思いの外あるけど、でも決して嫌いじゃない。むしろ漢なライリーいたから、無事に楽しく見られました。

あ、それとスクリューパンチのキングコングはグッジョブだった👍
平田一

平田一