「市子」の若葉竜也氏が良くて、立て続けに視聴した。観て欲しい。
2016年公開か、当時特に大きく話題になったような記憶もないが、これほどまでに実在の事件(死刑判決+2024年現在執行済み)を複数織り交ぜて映し出した作品はないのではないだろうか。
死刑囚
死刑囚の家族
生い立ち
獄中結婚
死刑執行
今なお考えさせられる問題が描かれている。
よく調べてある。
池田小、秋葉原無差別~辺りの要素らしい。
死刑判決を下されるような人が物凄く特別な環境かと言ったらそうでもない。
こういう人いるよね…で構成された、その辺にいなくもない家族。
歯車はどこからズレ始めたのか、どこかで止めることができたのか、どうしたって止める事はできないものだったのか重く重く考えさせられる。
そして若葉竜也がうまい。唸ってしまう演技。
映画版「前科者」の若葉氏の演技も絶品なのでご覧いただきたい。
「前科者」の役名も みのる なのだよ…