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葛城事件のPOPCORNのレビュー・感想・評価

葛城事件(2016年製作の映画)
2.7
ブレーキを感じました。
踏みすぎ。
葛城事件は様々な凶悪事件に着想した作品と、謳われていたにもかかわらず、蝕まれた挙句の狂気や人間の本質的な欲望の部分が少なすぎる。凶悪事件の火種はそんなもんじゃないんじない?? というのが素直な感想です。

父・葛城清(三浦友和)を中心に話は進みます。
この男、自分の理想主義を家族に持ち込み、妻、長男と次男な物心ついた頃から、三者三様追い込んでいく。実は至って普通なのかも知れません。でも決定的に戯れているは、父・清の存在かと。そして観る者たちには知る由も無いパラレルワールドが一人ずつを蝕み始める。
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