ともぞう

葛城事件のともぞうのレビュー・感想・評価

葛城事件(2016年製作の映画)
4.1
過去に起こった通り魔事件を題材に、そのベースになった壊れた家庭を三浦友和含め各俳優の怪演で見せる。最後の何もなかったかのようにラーメンをすする三浦友和が後味悪く、良い終わり方だった。

〈あらすじ〉
父親から受け継いだ小さな金物屋を懸命に切り盛りし、マイホームを手に入れ、妻の伸子(南果歩)と共に長男・保(新井浩文)と次男・稔(若葉竜也)を育て上げた葛城清(三浦友和)。理想の家族と生活を築いたと考えていた彼だったが、21歳になった稔が8人を殺傷する無差別殺人事件を起こして死刑囚になってしまう。自分の育て方に間違いがあったのかと清が自問自答する中、伸子は精神的に病んでしまい、保は勤めていた広告代理店を解雇される。やがて、稔と獄中結婚したという女・星野が現れ…。
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