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ファジャン 化粧/火葬のだいのレビュー・感想・評価

ファジャン 化粧/火葬(2014年製作の映画)
3.8
そういえば、私のファースト アン・ソンギは『祝祭』だったなぁと冒頭の葬儀シーンで思い出す。

タイトル『화장』は両方とも「ファジャン」という音で、「化粧」と「火葬」、どちらとも取れる。

化粧品会社の年若い部下(生)と闘病生活中の妻(死)の間で揺らぐ初老の男性役にアン・ソンギ。
生々しいラブシーンがあるのかと思いきや、別の意味で生々しく痛々しい、でも、これから自分も経験するであろうシーンが淡々と映されていて印象に残った。
確実に死へ向かっているからこそ際立つ生描写。

韓国語版DVDで鑑賞したけど「良い映画は言葉がわからなくても、音を消しても理解できる」by.映画コメンテーター有村昆 という言葉の通り、全くわからん!とはならなかった。
DVDは通常盤とスペシャルブラックバージョンがあったので、また後日ブラックを観ます!
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