そういえば、私のファースト アン・ソンギは『祝祭』だったなぁと冒頭の葬儀シーンで思い出す。
タイトル『화장』は両方とも「ファジャン」という音で、「化粧」と「火葬」、どちらとも取れる。
化粧品会社の年若い部下(生)と闘病生活中の妻(死)の間で揺らぐ初老の男性役にアン・ソンギ。
生々しいラブシーンがあるのかと思いきや、別の意味で生々しく痛々しい、でも、これから自分も経験するであろうシーンが淡々と映されていて印象に残った。
確実に死へ向かっているからこそ際立つ生描写。
韓国語版DVDで鑑賞したけど「良い映画は言葉がわからなくても、音を消しても理解できる」by.映画コメンテーター有村昆 という言葉の通り、全くわからん!とはならなかった。
DVDは通常盤とスペシャルブラックバージョンがあったので、また後日ブラックを観ます!