ジェニファー・ロペスさんが衰えみせずに綺麗だなと思ったら、これ2006年の映画だったんですね…全く知らんかった。
通りで共演のアントニオ・バンデラスさんも若々しいし、マーティン・シーンさんもお元気なはずだわ。
日本では知名度が低いですが、中南米で人気の歌手のフアネスさんが本人役で登場。どういう経緯の出演なのかはよく分かりません…。
カメラレンズに色を入れているのか黄色がかった映像が印象的。ただ…白が黄色に見えるからちょっとやり過ぎな気もします。
メキシコ警察が無能&クズ過ぎる…疑いたくなるような杜撰さですが、メキシコと思うと納得してしまいますね…。
実際にメキシコで12年間も続いた女性大量殺人事件に着想を得た話しらしい。遺留品とかありながら12年も野放しなんてメキシコ怖い…。
あんな酷い目にあった被害者を1人にさせられないとか言ってパーティーに連れてくのが理解出来ない。パーティー会場でのストーリーを進行させたいがためのご都合にしか見えません…。
納得が出来ないまま急に潜入調査が始まったり、終盤の駆け足での展開だったりと話の繋ぎ方が雑に見えました…。
肝心の悪党との対決と最期も見ずらい演出で残念…。軽いようで心の傷からの信念が宿る主人公はなかなか魅力的。
犯罪の犠牲者はいつも弱い者、声を上げても届かない的な問題提起の作品としてはちょっと雑でした。
しかし、のジェニファー・ロペスさんを見るには丁度よい作品と思います。