胸糞代表ハネケの作品、ずっと観たいと
思ってたらGYAOにきてた。
GYAOありがとう。
それぞれ問題を抱えた裕福な一家のお話。祖父と孫を軸にして描かれる。
ハネケなのにタイトル『ハッピーエンド』ってw
最大の皮肉。そういうところ好きよ。
ハネケ作品によくある描写だけれど
会話をしている人たちの表情をしっかり見せず、遠くから映し
どんな話をしているのか全く分からない。全てこちら側に想像させる演出が面白いと思う。
SNSの闇も描かれ、登場人物みんな一癖あり。
もちろん今回も終始居心地が悪い。
このラストはある意味ハッピーエンドなのだ。
ハッピーエンドもといハッピーではないエンドの舞台がこんなに素敵な場所っていうのもハネケらしくて良い。
幸せの形は人それぞれ。
本人がハッピーと感じるなら
ハッピーに違いない。
いつもの無音エンドロールも
もやもやして余韻に浸らせてくれるから好き。
おすすめです。
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2021/№540◡̈*✧🌛
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