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ガタカのMTMTのレビュー・感想・評価

ガタカ(1997年製作の映画)
4.2
途中まで、遺伝子操作を受けていない主人公ヴィンセントの苦しみが強調されていた。しかしラストの展開で、「適性」「不適正」に頼りすぎる世界の歪みがわかるようになっていて良かった。
一方で、現実世界でも適性とやりたいことのギャップはあるわけだし、ヴィンセントが適性のある仕事を頑張って自分の役割を果たす、という展開でも悪くなかったのかなと思う。
僕の好きなガンダムseedの世界観のように、もし核による遺伝子汚染が起きたら、遺伝子操作に頼らざるを得なくなる未来はあり得ると思った。
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