備前長船

ガタカの備前長船のレビュー・感想・評価

ガタカ(1997年製作の映画)
4.0
監督はアンドリュー・ニコル。
同監督の「TIME/タイム」と似たような空気を感じる。
出来はこっちのがいいが。

「いまを生きる」「トレーニングデイ」のイーサン・ホーク主演。
「パルプ・フィクション」のユマ・サーマンとは、今作がきっかけで結婚します。
ユマ・サーマンは「パルプ・フィクション」での黒髪の印象が強すぎて違和感。

遺伝子差別は既にあり、どの病気になりやすいかなどは今でも分かる。
近い将来なるかもしれない世界でもある。
発達障害・アスペルガー・自閉症流行りの現在では病気の判定を貰いたがる人が増加している。
遺伝子操作で病気が無くせるなら、それはそれでありなのかも。
優秀な人間同士が結婚するのは常で、自然とこういう世界に向かっている。
弱肉強食はある意味当然の理。
親ガチャなんて言葉を使いたがる層は、これを喜んで見るのだろうか?

とても美しい世界観でキューブリックっぽい。
備前長船

備前長船