pomme

アズミ・ハルコは行方不明のpommeのレビュー・感想・評価

アズミ・ハルコは行方不明(2016年製作の映画)
3.4
女子高生ってなんでもできる。社会へのアンチテーゼという存在の迫力がすごい。
そしていろんな世代の女たちの悩み、閉塞感がリアルで苦しい。周りに好き勝手言われて決めつけられて振り回される。女子高生集団を追ったハルコが、「来る?」と言われて「女子高生じゃないし」と言い訳をして置いていかれる。自分で自分を決めつけてしまうと何もできないのかなと思った。最後のほうで、警察たちを倒して女子高生たちが走り出すところにお母さんやおばあちゃんが混じっていて、みんなが本当はできるんだよっていう開放感があった。
「幸せになることが最高の復讐」
pomme

pomme