小さい頃の自分、✨JK✨だった頃の自分、昔は何の根拠もなく無敵だったし、何をしなくても進んで行けたのに、今は。
幸せとか未来とか自分で掴んで行かなきゃいけなくなって、そしたら今の自分には何も無いことに気付いて、目の前の人にしがみつこうとしても、やり方が分からない。
誰にも頼らず、誰にも執着せず、一人で強くそして優雅に生きるには、あまりにも弱く浅はかな自分。
対照的に、怖いもの無しに見える、強くてかっこよく見えてしまう男の子たち。
どうしても彼の腕を掴んでしまう。これがあれば大丈夫な気がして、引き止めたいのに。あー上手くいかない。
私には、本当に何も無いんだ。
女の夢と男の夢は、まるで違うように見えて、行き着くところは同じ。
っていうのを描いているんでは無いでしょうか。
今の自分にリンクしてめっちゃ心痛くなりました。
あと構成がすごい良かった。
二つの物語が並行して最終的に出会うっていうのが、上手くやってるなーって、単純に感動した。
優雅な生活が、最高の復讐。
チャットモンチーの主題歌絶妙にマッチしていてチョーーーーいいです。