ワークショップやってて映画撮る撮る言ってるけど動かずに女優に手を出しては妹にまで小馬鹿にされてるテツオが下衆。
そのテツオの助監督マモルは資金稼ぎにハメ撮りしてはヤクザに卸してる下衆。
売れない女優響子は打算で寝る男を選択してる下衆。
プロデューサーはハッタリだけの下衆。
手籠めにされかけた新人女優も枕営業覚えた下衆。
ひたすらその女優の足舐め続ける監督に、使う女優とは必ず寝る監督・・・・・
兎にも角にも登場人物全てがどうしようもない下衆だらけ。
だけども全員が映画愛に溢れてる。
映画を愛してやまない
映画を撮りたい
映画に出たい
そこは純粋。
その愛おしさが根底にあるから憎めない。
でも大人としては残念な人ばかり。
だけど、そのダメっぷりも愛おしい。
共感すら覚えてしまう。
下衆でもいいじゃん
かっこわるくて良いじゃん
それが逆に格好いいんだよね。
これ凄いエンタ作品でさ。
これ観ないで映画好きとか言っちゃダメだぜぃ!