このレビューはネタバレを含みます
う～ん…学生生活を送りながら売春で稼ぐ少女2人と、真面目なタイプの少女1人の3人組が過ごす18歳の夏の話…？
なんだか明るくポップな色合いと空気感がありながら妙に生々しい売春やセックスシーンがあって、不思議な空気感があったなぁ。
しかしこう…若い？若い…っすねぇ、としか言い様がなくって、観終えるまでかなり時間が掛かってしまったわ。
こんな青春ではなかったし、売春を抜いたとしてもこんな青春ではなかった…。
それぞれ境遇もなんかアレな部分があるので羨ましくはないんだけど、彼女たちなりに輝いた人生の一幕なんだろうなぁってのは分かる。
なんかこの売春もある種の自傷行為に近い空気を感じるから、可哀想ですらあるんだけど…。
若さを切り売りするのはよくないぞ と。
少女だの女だの、処女だからどうのだのを気にするのがまさに子供なんだと思うわ。真っ当な仕事で稼げるようになったら大人って事でいいだろ。
ただ最後のシーンの、
あの年の夏休みは 溶けてまた固まったアイスのようだった
見た目は同じだけど 味は変わっていた
この表現はなかなか良いんじゃないですかねって思った。
あとはまぁ…犬にはリードして目を離さぬように。おポメちゃん可愛かった。
