はい

走れ、絶望に追いつかれない速さでのはいのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

初日舞台挨拶を鑑賞
監督の実体験をもとにした映画ということで、とてもリアルな感情が描かれていました。親友の死を忘れようとする人間、もう忘れてしまった人間、いつまでも取り残された自分。そのギャップを感じながらも友が残した小さな希望を知り、死を乗り越えようとする主人公の姿に胸が熱くなりました。強い感動を求めるものでは決してないけど、心が震えるような繊細な描写は、きっとこの映画を撮ることで友の死を乗り越えようとしている(勝手な憶測です)監督だからこそできるものだと思います。
心の中に大切に留めておきたい作品になりました。
はい

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