さっ

不滅の物語 オーソン・ウェルズのさっのレビュー・感想・評価

4.1
取って付けたような漢字の看板やら幟やらが風景から浮いていて、19世紀末のマカオという設定にもかかわらず、どこか空想の世界のようにも感じられる

限られたスケールをうまく生かした小品。ゆったりとして疎密な感じ。だが決して「空っぽ」ではない。撮影もそれに合わせてローアングルは全然無く、やや俯瞰を多用

ジャンヌ・モローと水夫(こいつ風呂入ったのか……?)がいる寝室の窓を突然開けて自分の存在を誇示するウェルズが可笑しい
さっ

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