痛風で歩く事もままならない年老いた富豪クレイは相棒だったデュクロを裏切り、彼とその家族を破滅させた冷たい男としてヨーロッパに名を馳せている。作品はオーソン・ウェルズらしい映画と現実の狭間、虚構を現実…
>>続きを読むオーソン・ウェルズのフィルモグラフィーからすると慎ましい小品なのかもしれないけど、なかなか私は好きだなあ。
マカオを舞台に展開される奇妙な小噺。抑揚を廃した囁くような台詞回し。ナレーションを多用す…
『フェイク』が現実を虚構に持ち込む話なら、こちらは虚構を現実に持ち込む話
都市伝説を実話にしてみせようと固執するオーソン・ウェルズの富豪役が、まんま虚構の持つ魔力に魅せられる本人役という感じ
当時4…
お話はショートショート的な小話。『軽蔑』みたいな使い古しのオープンセットで撮ってると想像。尺の関係か、途中で撮影が頓挫したか何かで(想像だが)フェルナンド・レイのパートはほんの一瞬だけ。切り返しもツ…
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