ときたま

バジュランギおじさんと、小さな迷子のときたまのレビュー・感想・評価

4.0
よかった!よかった。

ハイジが住んでそうな
美しいパキスタンの村から
願掛けのため
インドへ向かう汽車。
ひょんなことから
母ちゃんの元を離れ、
ひとりインドのデリーへと
迷子となってやってきた
6歳の女の子、シャヒーダー。

そこで出会った
おじさん、パワンと一緒に、
母ちゃんのいる
パキスタンへ帰る話。

宗教的な問題を
かかえる両国の状況を
からめながら、
純粋無垢で喋ることが
出来ないシャヒーダーと
実直な性格に加えて
信仰上、嘘のつけない男、
パワンとの旅。

まず、どうやって
パキスタンに入るのか、
から始まるので
どーなるのこの先?
と、目が離せなくなる。

あと、女の子は
喋れないので
そもそも、
パキスタンから来たって
ことも最初はわかんないから
もー大変で。

女の子、ちょいちょい
手癖が悪い所もあって
優等生でない可愛いさも◯

道中、いろんな人たちを
巻き込んで騒動を起こしながら
二人は数少ないきっかけを頼りに
目的地に近づいていく。

ほっこり話という
だけじゃなく、
単純な話でないにせよ、
国の抱える問題など、
知らなかった面を
知ることも出来た。

じんわりとは来てたけど
最後、涙腺が決壊しました。
ときたま

ときたま