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バジュランギおじさんと、小さな迷子のbagsのレビュー・感想・評価

5.0
#3 29 Apr 2024 チネチッタ川崎
待望の再上映
ストーリーは大筋理解しているので今回は細かいところがよく見えました
こんな会話あったっけ?みたいな
そしてやはり音楽がどれもよい
登場する頭の固い役人、悪人たち心が洗われるさまが良い
対立しているひとびとの違いって、ほんの少しの事なんだなって

#2 29 May 2020 チネチッタ川崎
う~ん
やっぱ良い
シンプルなだけに刺さる
声が漏れそうになるの押さえるの大変(笑)
久々に見たけど完璧
初回は少し長いかな?と感じていたけど、今回はまったく気にならなかったのが不思議
全てのイベントに間延び感が無い
前の席で観ていた人が漏らした「やっぱりいいな…」という独り言に無言で同意した


#1 25 July 2019 パルシネマしんこうえん
やばい
頬を伝うどころか、胸にまで流れたのは初めて
声を押し殺すのが大変だった

ストーリーは単純明快
そこまで意外な展開があるわけでも、落ちも早々によめてはいた
しかしそういうことがこの映画の重要なところではないよね
是非一度見た方がいい

宗教観による対立なんて今に始まったことではなく、それこそ数千年続いてきた出来事で
おそらく無くそうと願っても、無くならないんだよね
仏教もキリスト教もその時代の宗教を超えたものとして生み出されている
それが宗教の歴史なわけだし

そして小さな命が、その一見つまらない論理によって翻弄されることはこれからも起きるのでしょう

しかしこの映画では新たな知己(インタラクティブなネットワーク)によって、旧態とした国家対立や軍隊からの圧力などを超え、民衆を動かし、因習を凌駕することができた
いまさらSNS?ということではなく、
宗教を一方的に邪悪なものと扱わず、そしてそれらの一方を正義ともせず、それでも新しい何かによって
きっとそれらのしがらみも打破できるよ、ということを示唆をしている映画なんだと思う

冒頭のミュージカル調の楽しい映画の延長で楽しめばよいと思う
明るい未来を願って生きたいよね
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