オランジェ

ペイ・ザ・ゴースト ハロウィンの生贄のオランジェのレビュー・感想・評価

3.0
なんとなく内容に興味があったので鑑賞。

ニコラス・ケイジ主演。
大学教員である主人公は愛する妻と可愛い盛りの息子の3人家族。仕事は何かと忙しく息子との時間を取れない中、ようやく仕事が軌道に乗る。しかし、嬉しい知らせを受けたハロウィンの日、ほんの一瞬目を離した息子が謎の言葉を残し失踪してしまう。後悔と無念に苦しむ主人公は、妻との関係も悪化。別居することになったが、それでも息子が生きていることを信じ探し続けていた。そして、息子が失踪して一年経とうとする頃、息子の声と存在を感じるようになるのだがーー


ありきたりなホラー映画という感じでしょうか。息子を思い必ず助け出すという父親の姿には心を打たれるところがありました。時々、ゾクリとする場面もありましたが、全体的にそこまで怖くなかったので、がっつりホラーは苦手、だけどホラーは観たいという人にはいいかもです(笑)
最初のストーリー展開は有名な『魔王』という歌を彷彿とさせるものがありました。息子が父親に魔王の存在を訴えますが、それを父親は信じず、結局、愛する息子は死ぬという歌です。映画の中でも、実際にその歌が出てきます。
それにしても、子供達を攫っている者の正体は、あまりに報われず、そら、私でもそうなりますね…と辛くなりました。あと、主人公以外の子供達も可哀想で救いがあって欲しいと思いました。
終わり方的に続きがありそうな感じでしたが…^_^;
オランジェ

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