DAI

悪魔は闇に蠢くのDAIのレビュー・感想・評価

悪魔は闇に蠢く(2014年製作の映画)
2.3
『永遠の魂』などのチョン・ギョンホが殺人鬼を演じた、
都市の地下に広がる下水道の暗闇を舞台に描く衝撃のサスペンス。
地下に潜む殺人鬼が仕掛ける、巧妙なワナと深い闇の世界を描き出す。
ヒロインの姉妹を演じるのは、『ソニはご機嫌ななめ』などのチョン・ユミと『私の少女』などのキム・セロン。
平穏な日常のすぐ真下にある、迷路のような地下世界の恐怖に衝撃を受ける。

これは設定がかなり尖っていて、どうなんだろってカンジで見ました。
マンホール下に殺人鬼のアジトが迷路のようにあって、
様々なワナもあり、目撃者は皆無。
被害者はどんどん増えてるのに、警察はまるで役に立たない・・・

映画の大半がそのマンホール下に広がるアジトが舞台で、
そこに逃げ回る姉妹、被害者の父親、単身乗り込んだ刑事、
そして殺人鬼と奴隷とされている少年。
これだけの人数があろう事か基本バラバラに移動しているので、
迷路のような地下道をグルグルしてばっか(泣)

たまにエンカウントするも、ちょっと小競り合いして、
またグルグル・・・
途中からさすがに飽きが来て、ゲシュタルト崩壊しそうになりました。
殺人鬼もとんでもないサイコパスってカンジでもないし、
超絶スラッシャーってパワーもなく、
いまいち迫力に欠けるんです。

キム・セロン目当てで見ましたけどミスマッチ感もあり、
あまり魅せばはなかったし残念。

視聴者を納得させる展開と舞台設置、飽きない脚本は重要だわ。
DAI

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